『トイレット』(toilet)は、2010年公開の日本映画。監督:荻上直子。2010年度芸術選奨新人賞受賞作。『かもめ食堂』『めがね』に続く、荻上による「異文化交流映画」の第3弾。同年7月16日、「第32回ぴあフィルムフェスティバル」でオープニング作品として先行上映され、同年8月28日に劇場公開された。家族の成長がテーマに据えられ、言葉の通じない祖母と同居することになった3兄妹の葛藤がユーモラスに描かれる。 日本映画であるが、全編が海外ロケーションで、かつすべて英語のセリフで占められ、日本語吹き替え版も製作されていない。日本を拠点にする出演者はもたいまさこただ1人である。